ChatGPTと業務効率について

ChatGPTによると…という言葉を聞くまたは使う機会が瞬く間に広がり、個人使用だけではなく業務効率化として導入する企業も増えてきています。

共栄でも6月よりChatGPT4を導入しました。既に個人的に使用していた社員も知識ゼロから始める社員もいた中で、業務上どのように活用すべきか、など統一認識を持った上で使用しています。

 

 

【ChatGPTとは】

ご存じの方も多いと思いますが、ChatGPTとは2022年11月に公開されたOpen AI社(米国)が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスです。質問に対して、まるで人間のように自然でクオリティーの高い回答が返ってくることで知られています。

【得意なこと】

ChatGPTでは文章の作成や要約、添削、校正、またプログラミングなど多岐にわたります。業務の効率化に活用できると言われている利用例としては、情報収集や文章の作成、アイデア出し、Excelの数式作成などがあります。例えば、情報の検索の際、web検索で様々なページを閲覧する時間などChatGPTを使うことで短縮することができます。またクライアントへのメールやメールマガジンのたたき台などを作成する際にも便利です。実際にこの文章の作成にもChatGPTを使用しています。

【使用上のコツ】

・簡潔・具体的な表現で質問する。
・複数の質問を一度にすると回答が不完全になるため分割して質問する。
・何度か同じような質問をすることで具体性が増し、より最適な回答が返ってくる。

【使用上の注意点】

ChatGPTはweb上の膨大なデータから情報を収集して私達のリクエストに回答しているため、逆にコチラからの入力内容が外部で流出することも懸念されます。企業で使用する際には特に入力内容の選別に留意が必要です。また、業務上に限ったことではありませんが、情報の正確性は100%ではないため、特に他者や社外に出す情報においては再確認が必要です。


 

一定のモラルやルールを遵守し使用することで、業務の効率化だけでなく、コスト削減に繋がるケースもあるかもしれません。既にChatGPTを導入されている企業の方もいらっしゃると思います。

共栄もまだ導入過渡期なので、共栄担当者と打ち合わせの際などには是非ご意見や導入ご実績等、共有いただけますと幸いです。

(ライター:さとう)

2023年8月