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人事評価の難しさ 12/11/16
 人事評価が、会計ソフトのようにパッケージで導入できたら、どんなにいいだろうと考えることがよくあります。評価項目から処遇、賃金までパソコン操作ひとつでパッとでてしまうようなソフトです。
しかし、私が知りうる限りではそのようなソフトはありません。あっても普及していないということは、使い勝手が悪いのでしょう。

人事制度で一番難儀なのは、評価制度だと思っています。賃金はロジックの世界ですので、ある程度計算で出すことができます。問題なのは賃金の前提となる評価軸を設定することが難しい。成果評価やプロセス評価、情意評価から目標管理といろいろな評価軸があります。いろいろな評価軸があることも困難な原因なのですが、もっとも根本的なものは、具体性と抽象性のバランスを取ることが難しいのではないかと考えています。
評価項目を具体的にしていけば、公平性は増すでしょうが、評価項目が多くなりすぎて複雑になるし、かつ管理者もそこまで見きれません。また評価項目を抽象的にすれば、シンプルで運用しやすくなりますが、恣意的になります。

人事評価は、この具体性と抽象性の中間ぐらいの評価軸を設定することが必要であると考えます。大分類、中分類、小分類と評価軸を分類していき、中分類で評価する。このバランスを考えることが評価制度が成功するかどうかの分かれ道だと思います。

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