コラム

現場からの最新情報直送便

「社員のモチベーションは仕組みで向上するのか?」 08/10/15
「社員のモチベーションを向上させたい!」とは全ての経営者の願いでしょう。先日ある会社の社長からこんな話しを伺いました。「うちは成果主義を導入してて、売ったら売った分だけ、自分の給与に跳ね返るのに、売れない社員はいつまでたってもやる気がなくてダメなんですよ・・・」
今だに成果主義を導入すれば成果が上がると勘違いされている経営者が多いと感じます。

私は仕組みは必要ですが、それだけでモチベーションが上がるとは到底思っていません。仕組みでモチベーションを上げるということは、同一の価値観やルール、方針で社員のモチベーションを上げていこうとするものです。

しかし所詮そういう施策には限界があります。なぜなら10人いれば10人とも価値観が違うからです。さらに言えば、モチベーションとは生き物のようなもので、同じ人でもいい時(好調)もあれば悪い時(不調)もあるからです。そういったバイオリズムのような生き物が、一つの仕組みで向上するほど一筋縄でいくものではありません。

その会社の社員がこのように言っていました。「成果が上がらないので給与が下がるのは仕方がないと思っています。でも自分に何が足りないのか、どうすれば成果が上がるのかをきちんと教えて欲しい・・」

私はモチベーションを上げるポイントは「納得性」だと考えています。多少の不公平感があっても、自分で納得できる説明があれば、社員は前向きに仕事に取り組みます。それがたとえトップダウンのノルマであってもです。
ノルマと聞けばあまりいい感じはしません。しかし当たり前ですが、企業経営を存続させるためには、最低限の利益を創出し続けなければいけません。それは必達目標であり、ノルマでもあるのです。
重要なことは、社員がそれを納得するようにきちんと説明をしたり、結果をフィードバックすることなのです。

ひとつの仕組みでモチベーションを向上させようとするのではなく、社員個々に対話をするといった、ソフト面の強化が大切であると感じます。

モチベーション向上についてご相談のある方はお気軽にご相談下さい。問い合わせフォーム≫