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改革人材を育てる、モノづくり改革の進め方 08/02/04
モノづくり企業の社長様、経営幹部様から「当社はモノづくり改革が進んでいない」改革をしないと・・・という相談を受ける事が多くなりました。
トップダウンで「モノづくり改革を進めろ」と言われて何をしたらいいのか悩んだ挙句、取り敢えずJIT、セル生産、SCM等を中途半端に着手しておられます。

モノづくり改革自体が目的になっている、製造現場に出向くと、よく見かけるパターンです。今回は、この解決糸口の概略をお話します。
もう一度よく考えて見てください。そもそもモノづくり改革は手段であり、何かを達成すべき目標・目的があるはずです。そこをはっきりせずに、世間で騒がれている手法を導入しても「何の為に苦労して改革を進めているのだろう」感が蔓延するだけで決して成功には繋がらず労費をムダ遣いするだけです。
工場も基本的には商売の一機能な訳で商売を成功させるために、ライバルより今、何を突出させなければならないのか、ここを明確にする事がモノづくり改革のスタートになります。ここの議論は十分にできていますか?マネージャーは理解していますか?全従業員にうまく伝達できていますか?

もう一度繰り返します、改革とは、ある「目標、目的を達成する」為に「何かを変える」ことです。その為には

・目標、目的は何か(何処を狙ってライバルより突出するのか)
・その為には、何をどう変えるべきか(製品、プロセス、パートナー、組織、マネジメント、人材等)

を明確にし、その為に必要な手法を活用していく事が大切です。

次に重要なことは、これらをマスタープランとして担当、スケジュールまで明確にし従業員全員で共有化することです。できるだけ内容は「論理的・定量的」であることが大切です。商売を一緒にやっていく「従業員全員」の納得が、改革推進の大きな原動力になるからです。

最後にやるべきことは「部下の目標を必ず達成させる強力支援」を行うことです。達成感が前向き人材をつくるスタートである事は言うまでもありません。仕事は趣味と違って最初から目標を持たされる事が多く、だからこそ「絶対に目標を達成させる支援」が幹部社員の重要な仕事の一つになります。
そしてその支援を通して改革技術の伝承が行われていくのです。

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