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『借金まみれと優良企業の違いをもたらす違いとは』 07/10/15
コンサルタントをしていると色々な企業と出会いますが、先日偶然にも同業種で社歴が同ぐらいの企業に、続けてお会いする機会がありました。どちらも創業は同じぐらいで、ほぼ条件も同じように出発しています。しかし、かたや毎年利益をだしている優良企業。かたや借金まみれの企業です。今後どんなに努力をしたとしても埋められない溝があります。

条件が同じで創業したのにも関わらず、借金まみれと優良企業の【違いをもたらす違い】はなんなのかと考えてしまいます。

この答えは非常に難しいです。確かにコンサルタント風の論理的な説明はできます。各企業の段階に応じて適切な人を入社させているとか、社長の営業センスが高いとか、コスト管理体制がしっかりしているとか、様々な切り口から説明することはできます。
しかし、このような論理的な説明では解釈できない部分があります。それはいろいろな方法がある中で、なぜ社長はその方法をとることを決定したのかという意思決定に関することです。決定を下すということは、ある意味リスクを背負うことだと思います。決定は他を捨てることをも意味しますので。
決定には苦痛が伴います。それは現実を直視しなければならないからです。現実を見ることは非常に恐ろしいことでもあります。太り気味の人が体重計にのるのを恐れるように・・・。

この現実を見ることを先延ばししてきたために、決定的な破綻が起こる場合があります。それは事業承継に関することです。会社はいつかだれかに引き継がせなければなりません。社長が永遠に生き続けられるのであれば別ですが・・・。しかし、この現実を直視できる会社とできない会社では、借金や利益の話を飛び越えて、企業が存続できるかどうかの分かれ目になると思います。特に事業承継の分野では、3年早くご相談いただければという会社に会うことがよくあります。それはまさしく、3年前、現実を直視できなかったために起こることです。

現実を直視できるかどうかが、後々大きな違いとなるのではないかと思います。

<追伸>
もし、事業承継問題を抱えている会社があれば、今すぐに現実を直視し、方法を決定しておくことが必要です。
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